柔術は様々な技・テクニックがあるが、その技術を出す上でも基礎動作ができなくてはならない。そもそもの体を作るところからはじめる必要があると柔術をはじめて痛感。練習の本質はスムーズな全身運動、意のままに体を操ること
そもそもマット運動とは何か?
読んで字の如く床での運動であり、赤ちゃんの時期を除いて1歳くらいで立ち始めてから二足歩行の立っての生活がメインの我々現代人が普段使わない体の動かし方を学ぶことになる。普段使わない体の動きなので体がバキバキに…笑
最近だとマット運動はアニマルムーブメントというクラスに名前を変え、独自のエクササイズクラスにもなっている模様。全身運動である。
まず一番はじめに頭に浮かぶのがエビだろう。柔道の授業があったひとたちは、わかりやすいと思うけど、地味な練習だと思っていたエビやそのほかの基礎的な動きだがとても重要であることを初心者として改めて実感。
エビにはじまりエビに終わる
などという先輩方の言葉が分かった様な気がする、エビや、肩抜き後転やその他のマット運動は、抑え込みやから逃げるエスケープやガード、柔術特有の回転系の技をやる上で必要となってくる。
より三次元的な動きになんともブラジリアン柔術らしいと驚きを覚えた。
マット運動は、一人でできる練習ドリルとして海外でも行われている。
一流の柔術家は、マット運動に練習の多くの時間を割くとも聞いた。
初心者である私たちは、華やかなスパーリングなどに目が行きがちではあるが
より、マット運動で、基礎を固めていく必要がある。
マット運動の参考になる動画
ここでは、数あるマット運動の紹介動画のなかでも自分でトライしてみたいとおもった。100万回再生以上されている動画を参考に紹介する。
7分ほどで33種類のマット運動が網羅といっても実際にこのペースでやるとしんどい。。。ストレッチとゆっくりやって、30分くらいで終わる自分のコンビネーションをみつけて1日の中に組み込みたいもの。
- sit outs- back and forth シットアウト 前後
- sit outs- around シットアウト 一周
- leg circles- move your hips レッグサークル
- hip ups- pop your hips ヒップアップ
- hip up triangles ヒップアップトライアングル
- hip drive throughs- good for sweeps ヒップドライブスルー
- bridges side to side ブリッジサイドトゥサイド
- bridge turns ブリッジターン
- compass drill コンパスドリル
- flat roll フラットロール
- shrimp- backward to back roll エビ
- elbow drags エルボードラッグ
- back roll to flat roll forward バックロールからのフラットロール
- seal crawls シールクロール
- leg high sit ups with pushup レッグハイシットアップ腕立て
- forward and backward crawls フォワードバックワードクロール
- side to side crawls サイドトゥサイドクロール
- half circle monkey hops ハーフサークルモンキーホップ
- from knees jump up フロムニージャンプアップ
- wrestler shots レスラーショット
- up downs from base アップダウンフロムベース
- sideways shoulder rolls サイドウェイズショルダーロール
- S-Turns エスターン
- S-Turn hip ups エスターンヒップアップ
- alligator push ups ワニ腕立て
- scorpions スコーピオン
- backward scoots バックワードスクート
- imaginary rope pulls イマジナリーローププル
- backward shrimps 後方エビ
- forward shrimps 前方エビ
- shrimps in place その場エビ
- explosive hip/chest pops ヒップポップ
- plank hops プランクホップ
- low leg through pushups ロウレッグプッシュアップ
上記の中から、自分に合った種目を組み合わせて
毎日マット運動やるだけで、何かが変わりそうですね。
また、上記の動画からも全身運動においては、腰がやはり重要になってくると感じる。エビに代表される腰を軸にした全身の滑らかな動きは、パスガードを防いだりするために重要、腰のスムーズな動きが柔術では求められてくる。
上記動画にも登場はするが、腰に特化した動画もここに記す。
腰をいかに滑らかに、軽く、スムーズに動かすかが、
柔術らしいさだなと個人的には思う。意識して取り組んでいきたい。
柔よく、剛を制す!
鍛錬あるのみ!