関節・絞め技などのサブミッションからの脱出・対応まとめ

関節・絞め技などのサブミッションからの脱出・対応まとめ

スパーリングで上級者に技をかけた時に、するするっとエスケープされているブラジリアン柔術白帯のMushimeganeです。

どんな関節・絞め技、絶体絶命のピンチにも対処法がある。

ということを聞いたことがあるが、先生や上級者をみて痛感している。

しかし、一方で自分のエスケープの知識のなさに絶望を感じている。やられたらもうおしまい。そんな自分から変わりたい。。。関節・絞め技をかけられない、かけられる状態にならないことがベストだけど、かかってしまった時にどうすればいいのか?について、関節・絞め技からの脱出方法について、本記事は書き残します。よくやられる、腕十字、三角絞め、キムラ、オモプラッタ、アキレス腱固めなどなどなど。同じように調べている人たちのためになればうれしいです。

目次

参考動画

海外のこちらの動画を参考に学んだことを書いたので、見てから読んだり、読みながら見るとわかりやすいっす。

相手が下のポジションから相手がアームバー/腕十字をしてきた時の対処法

腕十字 パターン1

相手の膝が顔に入ってくるまえに対応すべし!相手が、腰をきって膝を抱えた時に、相手が抱えているとりたい腕(右手とする)で、反対側の腕(左手)の二の腕 を掴みブロック。反対側の手(左手)で、相手の左膝裏を抑え、肩を素早く揺らしながら、素早く右腕を抜く。サイドポジションをとる。

腕十字 パターン2

早いカウンターでアームバーに入ってきて、腕と足を絡めて、ひっくり返す最終段階の時は、相手が最後の崩しでお腹を下げるタイミングで、相手に飛び越えて一周する。右手を取られている場合は、自分の右肩を当てて足を反時計回り。

相手が下のポジションから相手が三角絞めをしてきた時の対処法

三角絞め:かけはじめの対処法

右腕を取られ、足が絡んできた場合は、右手をまず剥がしたい。右手を自分の体に強く引き、左手で掴みあげて両手を組みむ。まずは相手腕一本より、自分の両手で解除。そして、相手の右足を掴み、頭をあげ、膝立ちになる。そして、右手で相手の内腿を押し、スペースを作り、左手を入れて解除する。

三角絞め:足がかかってきた対処法

右手を取られている状態を想定して説明していく。

三角絞め パターン1

まず、かられている膝を地面に倒す!かけられている手(右手)を相手の手から解放し、相手の膝を掴み、体重をかけると同時に、相手の膝に反対の手(左手)を伸ばし、両手で、なんとか膝を床につける。膝を相手の腰にあてて、体を動かして、頭を抜く。

★腕二本と床で固定し、膝で相手のお尻を固定し、体で引っこ抜く。

三角絞め パターン2

両膝を立てて立ち上がり、左足を相手の肩をこえたところまで、足を伸ばして乗っかる。また座りながら、右足を右に蹴り、相手の足が伸びたところで解除

三角絞め パターン3

足がかかった瞬間、顎を引き、左手で相手の右足を抱えながら、潜り抜けてサイドポジションへ。

三角絞め パターン4

腰を上げ、立ち上がり、相手の膝で刈られている方に、サイドステップし、相手の頭を左手、右手と両方で抱え、サイドポジションまで移動すると外れる。

相手が下のポジションからオモプラッタがきた時の対処法

右腕、脇下に足がかけられている想定で説明していく。

オモプラッタ パターン1  

ジャンプしてエスケープ!右腕が絡まっているときは、流れの中で左手を地面につき、反時計回りで逆サイドへ一気に移動。エビのように体を丸め、掛けられた右手を軸に、左手、左足でジャンプ。結構アクロバティック!

オモプラッタ パターン2 

素早く立ち上がり、右膝をお腹にいれてガード。絡んでいる右手で相手の左足をコントロールし、相手の右足を抑えて、まっすぐと腰を当ててベースをとり解除

オモプラッタ パターン3 

肩抜き前転(体が伸びた横回転)で腰を返し、回ってターンし相手と正対する。

オモプラッタ パターン4 

左肘とお尻でグランドに耐え、逆方向にひっくり返し、相手をかめの状態にする。

オモプラッタ パターン5

相手がオモプラッタから、三角を狙ってきた時。オモプラッタをやられながらも、膝をしっかり相手に当てながら、左手を相手の脚の内側に入れてクローズドガードに。

オモプラッタ パターン6 

オモプラッタに合わせて前転し、この時に相手の左手を左手でキャッチし、右膝にかけオモプラッタをかけ返す。

相手がサイドコントロールからアームバーをかけてきた時の対処法

ヒッチハイカーエスケープ

(左腕を取られている場合)腕が伸びていないが確認してから、相手が後ろに倒れようとしたタイミングで、左肩を地面につけて軸にし、腕を引き相手の膝をかかえ、逆エビで円を描くように低く90度周り、相手の足の横まで移動。

相手がマウントからアームバーをかけてきた時の対処法

相手が狙ってきている右手で、左手の肘裏に固定。左手で相手の腿の下を押しながら、頭を振りながら下がって、あたまを抜く。顔にプレッシャーがなくなったので、足を引いて左手を軸に起き上がり、相手をひっくり返し、肩を振って腕を抜く。

相手がクローズドガードからキムラを狙ってきたときの対処法

右腕を取られているときは、胸を相手に押し当て、左手を地面について右に移動し、相手の体を横に向ける。左手で相手の腰を押しながら、右手を抜く。

★ ハーフガードの時も同じ

相手がサイドコントロールから木村を狙ってくるときの対処法

左腕を狙ってきたとき、左肩を軸にエビをして、左足で相手の右手をきる。

相手がサイドコントロールからアメリカーナ(V1)を狙ってくるときの対処法

左腕を狙ってきたとき、お尻と胸で、勢いよくブリッジしスペースを作り、右手を左手首にかけて腕を胸の前に持ってくる。

相手のアンクルロックへの対処法

かけられている側(左足)の左手で起き上がって、相手の上にある腿(左腿)を右手で押しながら、相手のサイドによちよちとスライドして回っていく。

★アンクルロックは、相手の足を外して、自分の足を押し込むことが大事!

相手のヒールフックの対処法

相手がかけてくる方向に、回転して反対の足でお尻を蹴って抜く。

相手がトーホールドをしてきたときの対処法

右足をかけられた場合、左に回転し左足で相手の手を蹴って解除

相手の下からのギロチンチョークをしてきたときの対処法

右手で首を締められている場合、右手で相手の背中を持ち、頭を地面につけ、肩でプレッシャーをかけたら、右手を相手の右肩に置き、右手首をつかんで、深く沈み込んで腕から抜けて後ろに座ると解除。

相手が下からのカラーチョークをしてきたときの対処法

下のポジションから、右手で奥襟を掴み、左手で締めてこようとした場合、締めてきた左手に自分の左手を内側から入れて、電話に出るように耳を押さ頭を振るようにして、相手の腕を潜る

相手がバックからのチョークをしてきたときの対処法

相手が右手でチョークしてきた場合、右手で相手の右肘を上にあげながら、ブリッジでお尻を前に出し、相手の左手の方に足を振り、左肩を下げてから回転して解除

★相手の締めてくる肘とは逆の方に動きながら、相手の肘を上に上げる。

まとめ

本記事では、関節・絞め技、絶体絶命のピンチにも対処法がある。というテーマでお届けした。サブミッションに入られたときは冷静になって対処できるようになりたいものです。

体の動きと、腕と脚を最大限使い、相手が固めてきている手や脚を解除していくこと。知恵の輪みたいな領域だとあらためて調べながら思った。いやー、寝技は奥深いっす。知らないと絶対にやられちゃうので、勉強と練習あるのみ。

にほんブログ村 格闘技ブログへ

ブラジリアン柔術カテゴリの最新記事