相撲やレスリングでも重要!脇を差すことについて考えてみた

相撲やレスリングでも重要!脇を差すことについて考えてみた

脇を差すことについて考えていきたいと思います。

組み始めから、寝技の時に「脇をさせ!」と言われることが多いと思います。攻守において脇を差すことが大事であることを踏まえて調査したいと思います。日本の伝統である相撲レスリングを中心に考えていきます。

「脇を差す」と調べてみましたので記事にしました。

相撲の中での、脇を差すことについて

日本の国技である相撲が好きで、よくみているが、相撲は立ち会いから、突っ張り、張り手などでぶつかり、そこからいかに相手の廻しをコントロールするかが大事だと特に思います。

相撲においても脇と、廻しのとりかたは、相手を崩す前のポイントで、差し手は、上手が、相手の腕の上から廻しを掴んだり、脇に差すことで、上手投げは、廻しを持って投げることをいいます。また下手は、相手の腕の下から廻しを掴んだり、脇に差すこと。下手投げは、回しを持って投げることをいいます。もろ差しは、両腕とも相手の脇に差し入れることで、相手の両脇の中に、差すことが有利だとされていています。

相撲の組み手について

右差し左上手の型を右四つ、左差し右上手の型を左四つと呼びます。両力士がたがいに上手、下手廻しを引きあう体勢をがっぷり四つといいます。相撲の実況でよく聞く言葉ですね。

先ほども触れましたが、両腕を差し込めばもろ差し(二本差し)、もろ差しを許した体制は外四つ、外四つの中でも廻しを取らずに相手の腕を上から抱き込むようにすることを「抱える」(抱え込む)というそうです。

互いに取り組む両力士の得意な四つが同じだと相四つ、右四つと左四つの対戦は喧嘩四つといい、自分の得意の差し手を狙って争うことを差し手争いというそうです。四つの中でも、片足を前に、もう片足を大きく後ろに引いて構える、防御に特化した型を半身というそうです。

また、内側を取られた時の返しかたについては、おっつけというそうです。

相撲におけるおっつけとは

おっつけ(追っ付け、押っ付け)とは、相撲の技術です。相手の差し手を封じるために、相手が差しにきたり突っ張ったりした時に、自分の肘を自分の脇に押し付け(「おっつけ」の名はここに由来している)、手は相手の肘に外側から当てがってしぼり上げることを指します。

この攻防が相撲の本質で、グラップリングやレスリングでも同じだと聞いています。脇に刺す手と、脇を刺された手をいかにコントロールするかが攻防になります。

さらに、もろ差しからの極め技もあるようです。

相撲におけるもろ差しへの対処

相撲における技術である。相手がもろ差し(もろさし)にきたとき、その両腕を自身の両腕で外側から抱え込むように捕らえて相手の動きを封じる技。肘の関節を締め付ける場合もある。片腕のみを閂を極めることもあり、これを片閂(かたかんぬき)と呼ぶそうです。柔術でも、コムロックも相手がさしてきた腕を極めています。

返しかたもありますが、脇に差すことは有利に力を使いやすくするこ戸田ということがわかります。

ブラジリアン柔術・寝技における脇差し

腕をクロールのように使い、相手の脇の下に差し込み相手をコントロールする技もあります。差し込んだ腕で相手を崩し、タックルや投げ技などに繋げていきます。脇を差すことは重要だとする意見が多かったです。

技がかからなかった時のエスケープにも、脇を差していることが、相手の体重をコントロールする点でとても大事です。相撲で紹介したように、立ち技の組み技競技においては、レスリング、柔道も脇を差すことは基本とされているようです。相手を投げる、コントロールする基本と言えます。

脇を差した時に考えるべきこと

脇を差したら「腕を返す」「脇を絞る」「下手を取る」の三つに別れると説明している情報もありました。相撲でも、ただ差しているだけでは、返される可能性について触れました。

腕を返す

差した前腕を内側に捻り差した腕の親指が下を向くようにする技術であり、相手の脇を浮かし重心を傾かせます。ここをすると絞られなくなります。

脇を絞る

脇を差したところから肘を内側に絞り手を差した肩に引っ掛けるという技術、相手の重心を落とすために使われる。上から相手をフックするイメージですね。

下手を取る

相撲では廻しですが、相手の帯や腰骨に手を引っ掛ける技術、相手の腰を引っ張り腰そのものをコントロールしていくことが大事です。

脇を差してから、脇を返すのか、脇を絞るのか、下手を取るのか(ブラジリアン柔術では帯)と考える必要があります。また、両手差しなのか、片方の右四つ、左四つなのかにもよります。基本は、もろ差しを狙いつつ、片四つの場合は有利になるように攻防していく必要があります。

まとめ

脇を差すことの重要性を改めて感じました。

脇を差すことで相手の体をコントロールすることができることがわかったのでまずは相手と組む際は、攻守共に、脇を差すことを意識したいとおもいます。ただ腕を伸ばしすぎたりすると極められたり、攻防で絞られたりすることは留意すべきですね。脇差とおっつけを組みの攻防では大事にしていきたいです。また、抑え込まれたら、返すポイントとしての脇差しも意識していきたいです。

あまり情報は調べた感じなかったですが、とても重要だと改めて痛感しました。

練習に活かしてもらえるとうれしいです。

あー、練習がしたい。

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