ブラジリアン柔術をはじめた白帯のテクニック練習ノート

ブラジリアン柔術をはじめた白帯のテクニック練習ノート

一度教えてもらっただけでは、完全に覚えることができない。復習と予習をすることで定着させていく。ここでは道場の練習でやった技、テクニックについて噛み砕き、学びと気づき、足りない情報をまとめていく。

パスガード

クローズドガードの外し方

手順:クローズドガードに対しては、崩されたり、腕をとられるので、まずベースをとることが先決。ベースの取り方は、正座で胸を張る(前を見るといい)、そして相手のお尻を両膝で固定、さらに、相手が起き上がってこないように右手で相手の両襟を鳩尾のところで構え、相手が上がってきたら押し返す。左手で、相手の股関節あたりの道着を掴み、左肘で相手の内腿に圧をかける。左肘を相手の内腿にきかせながら、右膝を相手のお尻の真ん中に一度もっていき、そこから回すように相手の左膝下にいれて制す。ここからクロスニーパスなどのパスガードへ

クローズドガードからの崩しや三角や腕十字をまずは習うので、それに対する基本的な対処法。ベースをしっかりすること(基本背筋と頭を上げる)、どんなに強固に絡んでいても手順を踏めば、外しかたはあることを学んだ。

練習日:2019/10

トレアナパスからのキムラ

手順:下の相手の両膝(道着)を両手で掴む。片足でプレッシャーをかける。相手が押し返し、足が伸びたらその足を伸ばし、道着を掴みながら相手の腰に肩を付けるように倒れ込む。相手の腰を右膝で、相手の両足を右の肘と膝で挟むみこんで制す。左手を離し、クロールするように相手の左手をとり、キムラへ。

距離をとりたい相手との駆け引きのなかで足を伸ばしてきたら、使っていきたい。練習日:2019/12

フックガード外して、クロスニーパス

フックガードは、相手の足を持ち、外したい足を体ごと内側に90度捻り、膝を相手のスネに当て外し、外回しをするように、相手の膝裏にいれる。ついで、相手の襟を掴み(右手で右襟)、左にサイドステップして、右足を倒し、右膝で相手の右内股を制す。右膝をつくまで抑え、ついで相手の右腕を掴みあげ、これでエビはできない状態になっている。さらに相手の腰を右手で抑える。これで相手に脇を刺されない。袈裟固めやサイドポジションへ。

袈裟固めの場合、右手は左脇に挟む。またエビしようとしてきたら、頭を低い位置に持っていき、横から相手の頭を押しずらすとグイーンと中に入っていける。

デラヒーバの外し方でもそうだが、下から足を絡められたら、ベースをとって膝で対処。相手の取りたい対処法(エビや脇刺し)をしっかりと潰すこと、すなわち制することを意識することが重要。練習:2019/10

クローズドガードからの展開

クローズドガードからの引き込み

クローズドガードで、襟をとったが、相手のベースが強く、腕をとったり崩せなさそうなときは、クローズドガードをとき、両足を床におろす。襟をつかんでいない方の手と両足で後ろに引き込んで、相手を崩す。相手は腕をつくので腕をとる。

駆け引き!掴み合って硬直状態になるときに、後に体ごと引くことでスペースをつくることがポイント。相手が耐えてきたら、前に押す。練習:2019/12

クローズドガードからのオモプラータ

左手で相手の右手をつかんでいる場合

クローズドガードで相手の右手を左手で掴み、相手の左太腿の内側に、右手を親指を下にして押して左足を横に遠心力を使い回す。そのときに右の足を相手の左脇に当てて、崩し、相手の右脇があくのでそこに左足を戻して左膝をひっかけて相手を前に転がす。この時相手の右手を。左腿に掛ける。左足を伸ばし、右足を体育座りにして少し距離をあけて右に引っ張ると極まる。

右手で相手の右手をつかんでいる場合

右手で相手の左手をつかんでいるときは、左手の甲で相手の右内腿を添わすように当てて、右足をふって回転、左足でオモプラータ。

はじめはうまく回転できないので、基礎練大事。コマのように!練習:2019/12

クローズドガードからのヒップスロー

クローズドガードで相手がベースが強く引き込めない場合、両足を解除し、相手の右腕(右肘)を右手で掴み、お尻を浮かせて、内側に回転しひっくり返す

クローズドガードからのキムラ

ヒップスローを狙うが、相手が嫌がり前に手をついた場合、相手の右手がついた場合は、右手首を右手でつかみ、キムラへ。左足を相手の腰にかけて、エビをしながら締め上げる。キムラは相手の上半身を上に上げて捻ること。

しっかりと相手の手首をまずは掴むことが大事。

クローズドガードからのチョーク

ヒップスローを狙い、相手が嫌がって脇に刺してきたら、つまり相手の顔が近づいてきたら、チョークへ。足を固定して締める。

脇で締められて耳が痛い。。痛い思いさせるのも嫌なので、しっかりと首を決めるようにしたい。

クローズドガードからのヒップスロー → キムラ → チョークは一連の流れ。

クローズドガードからのバックテイク

パターン①

クローズドガードのポジションのまま、右腕をとり、相手の上半身を右に流す。こ(の時、持ち手を、左手から右手に持ちかえて押し込む。左手で、相手の左脇下を一旦掴み、左足を腰にかける。左手で相手の左襟を掴み左に崩してバックテイク!

うまく相手の腕をクローズドガード状態でまずは掴めるか次第がポイント。練習:2019/10

パターン②

クローズドガードのポジションから、左足は床、右足を相手の両足の下に入れ、相手の右腕を左手(相手の手首)と右手(相手の肘)でとり、自分の右側に引き込む、相手が手をついたら、左足をふって起き上がり、相手の左足を、右足で蹴って崩す。そして、相手の左襟をとりにいく。襟が取れたら左に向き両足をかけながら、相手を左にひっくり返す。

クローズドガードを崩して、自ら手をとりにいく形。 練習:2020/1

クローズドガードからの三角締め

クローズドガードからの三角絞めは、相手の両手をとり、引くと押すをつくる。押した方は脇が閉まるのでそこに足を鎌のように掛ける。引いた腕を相手の首に密着させて流したら、足首と膝裏でロックし、決める。足は逆Lにし、両股で絞る。相手の頭も引く。

崩しの打込みで体に馴染むようになってきた。 練習:2019/10

クローズドガードからの腕十字

相手の右腕を左手(相手の手首)と右手(相手の肘)でしっかりと固定し、さらに左足を腰に掛けて逃げれないようにしながら、蹴ってエビをする。右足で相手の脇下を蹴り上げ相手を左に傾けてできた相手の顔の前のスペースに左足を入れる。両足で足を挟みしっかりと固定、形ができたら、親指をあげゆっくりと極める。

腕を押さえてから、しっかりとエビをして足をかけやすくすることが重要!練習:2019/10

クローズドガードからのチョーク

奥襟をつかんだカラーチョーク、ベースボールチョーク

練習:2019/10

フックガードからのバックテイク(ノーギ)

相手が立っている状態でのフックガード。左足で、相手の右足をフックしている場合、掛けている左足を引いた反動で、相手の右腿に右手を通して、肩で相手を前に押しながらくぐる。

するりと相手の足の間をくぐり抜けていく技。相手がつかもうとしてきた際に、柔術でも使えそう。練習:2020/1

タックルへのガブリ

相手がタックルしてきた際に、上から覆いかぶさる。そして、体重をかけながら足を伸ばす。(バービー体操の足を伸ばす動き)。襷掛けになっているので相手を制す。ここから、バックテイクや、そのままチョークに持っていく。

タックルこられたら、ガブリしてすぐにバービーをすること大事。練習:2020/1

オープンガードの展開

シザースイープ

相手が上で、オープンガードの時、右足で相手のお腹を押してガードしておき、相手の右手を自分の左で撮り、引っ張って重心を前に崩す。相手の右足に左足にを寄せて軸を作り、相手の右腕を引きながら、右足を蹴ってスイープする。

オープンガードのときは、膝入れることと、腰を蹴ることで距離感が大事。腕が取れたらシザースイープを心がけたい。練習:2019/11

抑え込みからの極め・締め

袈裟固めからのV1(アメリカーナ)

袈裟固めの状態で、相手の右手を左脇に挟んでいる状態では相手は、マウントを嫌がり、左手で顔を押してくるのでそこを左手で手首をキャッチ。足を入れ替えてサイドポジションになり、胸で相手を押し、相手の左をV字で極める。

V1から手を伸ばした場合はアームロック

相手が手を伸ばした場合は、前に出て、お腹でのる。I字型になるので、左手で左手首をつかみながら、右手で相手の肘の下に入れて、相手の親指を立てててこの原理

V1から手を下げた場合は袈裟固めからのキムラ

相手が手を下げた場合は、二つとは逆で、右手で相手の左手首を掴み、相手の脇下から左手を通し、自分の右手を握る。足は袈裟固めに戻して相手の肩を引き上げていく。

変化ができると強い!ちなみに腕を取られたくない相手は帯を掴む。練習:2019/11

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