立ちの組合いからのテイクダウンをいかにおこなうか、柔術の試合やスパーリングでは立ちの組合いからはじまる。引き込むことも可能である。柔道から来た技や、レスリングから来た技、その他格闘技から来た技など多数ある。相手のバックグラウンドによってやり方は変わってくるだろう。まずはテイクダウンを知ることで、テイクダウンに活かしたり、対処に役立てたい。今回は、様々なテイクダウンについて勉強していく。
テイクダウンは、立ちの状態から相手をいかに崩すかである。
道着(ギ)の場合のテイクダウン
全体像を掴むために以下の動画を参考にしていく。
The seven takedowns every BJJ fighter should know
紹介されている7つの技
- ダブルレッグ Double leg
- シングルレッグ Single leg
- 内股 Uchi Mata 袖と奥襟を持ってかける
- ボディロック Body Lock
- 大内刈りInside Trip (Ouchi Gari)
- 足払い Foot Sweep: when the guy is standing upright
- アンクルピック Ankle Pick: when the guy is bent over
道着(ギ)の場合は、道着を活用した方法もあるのでおさえておきたい。
ここに例示しておく。こちらは相手の帯を掴むテイクダウンの方法
ついで、ノーギ・MMAでのテイクダウンについても触れていく。
ノーギ・MMAでのテイクダウン
ノーギの場合はグリップすることがなくなるので、よりレスリングに近い攻防になるので、いかにグリップなしに相手の重心をコントロールして崩すかが大事になってくる。
★ 相手の二の腕と首を手でとり、コントロールすることがポイント
これができれば相手は嫌がり解こうとしてくるので、その時に技をかける。
8 simp Takedowns を参考にノーギの時のテイクダウンもみていきたい。
二の腕と首をとっている状態からスタート
紹介されている8つの技
- ダブルレッグテイクダウン 押しながら相手を下に引く
- 浮き腰 首にあった手を相手の腰にあて、二の腕にあった手で相手の手首をコントロールし、腰を入れて投げる。
- タイスイープ クォーターターン(45度ターン)をし、足を外からひっかける
- 二の腕をおさえた手で二の腕を上げ、足を前に出しながら相手の脇をくぐり両手を腰に回してなげる。
- スナップダウン ダブルレッグに行く見せかけて、下に落とす
- アームドラッグからのバックテイク 二の腕をおさえている手を、首にあった手に持ちかえて、二の腕をおさえていた手で、相手の後ろに回り、逆方向に崩す⑦内股 腰を入れて足を内側から外へ払う。
- シングルレッグテイクダウン 片足タックルして倒す。
まとめ
基本的なテイクダウンについて記載した。ギとノーギでは同じ技もあるが、やはり違うことも留意したい。
★ 引き込む技と突っ込む技があることを常に意識したい。相手が突っ込んできているのか、引き込もうとしているのかにもあわせて技を打っていきたい。ベースをいかに崩すのか。。。奥深い。
鍛錬・鍛錬!