子供の成長においてどんなことを意識していけば良いだろうか。3歳までに脳は完成するので、スマホよりも子供に集中しよう!育児に役立つ備忘録で、3歳までに脳は完成するということに触れたが、今回は、子供が幸せになるための3つの要素について調べたのでまとめたい。
親が心がけたい、子育てにいちばん大切なことについて、小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育てで紹介されていた3つの力を参考にまとめていく。
生まれ持った才能は、いつか必ず花開く!
小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て
子供を幸せにする3つの力は「自己肯定感」「意思決定力」「共感力」。大人になってから社会に出てきて、自分を認め、自分の意思を持ち、他に共感できる。確かにこの3つのキーワードに人生のエッセンスが詰まっている。
VUCAの時代に、ライフシフトが起きる中で本当に大事な要素。小さい子供のうちに醸成していくことは本当に大切!塾や習い事することも大事ですが、スキルというよりも本質的な成長を意識したいですね。昭和最後世代であれば、受験戦争のど真ん中で、点数を上げる教育が多かったと思う。いい学校に行く前に、いい人間になって欲しい。自分で自分の人生を生きることができる子供たちを育んでいきたい!
自己肯定感について
「生まれて来てよかった」「お母さんの子供でよかった」と思っていることが自己肯定感のある状態は、生まれた瞬間から始まる間は十分な自己肯定感で「生まれて来てよかった」と産声をあげるとしている。それは人間、あるいは生物の遺伝子のなかに「生まれて来てよかった」と感じるチカラを持っているともいっている。そして生後4ヵ月で声を出して笑いはじめる、子供の発達のなかで最も重要なポイントだそうだ。「笑う」、「幸せである」ことは、もともと人に人に組み込まれているので、大人は、これを削らないようにすればいいと指摘している。
意思決定力について
自分のことは自分で決めるというチカラ。「自分のことを自分で決めていいんだ、という安心感」と言ったほうが正確な気がした。子供にせよ大人にせよ、自分で決めた大半のことは失敗する、目標通りには行かないし、後悔や苦しさに遭遇する。それでも後悔を成功に導く方法は、はなから自分で決めたものであるということ。自分で決めた物事の失敗で学ぶことは、ある意味、成功なのです。受け止めるチカラにつながる。意思決定力は、トライアンドエラーの習慣で、失敗から学ぶべし。
共感力について
「自己肯定感」、「生まれて来てよかった」と思う気持ちは遺伝子的に誰でも持っているが、その幸せをもっと具体的に、大きく大きく膨らませるチカラとして「共感力」がある。相手が喜んでいるときが、幸せである。
共感力については、他の人の気持ちに深く共感するための最もシンプルな方法は、相手の顔を見ることで養われるとも聞いたことがある。表情と感情を紐づけて考えられるようになる。「顔をみてみなよ。喜んでいるよ(悲しそうだよ)と」といった感じでも良いかもしれない。
まとめ
子供を幸せにする3つの力は「自己肯定感」「意思決定力」「共感力」。大人になってから社会に出てきて、自分を認め、自分の意思を持ち、他に共感できるようになることは重要だ。遺伝子として自己肯定感は備わっているので、自己肯定感の養成、意思決定力をつけるためのチャレンジ、共感力をはげ組むことはすべて、親のコミュニケーション次第だと改めて感じた。引き伸ばしてあげる余裕と笑顔を持って子供と向き合っていきたい。3つのキーワードを常に意識し、赤ちゃんの顔をみて、しっかりと感情表現していこう。