国際交流ってなんだろう?参加したこともある人もこれから参加する人も説明できるでしょうか。この記事では、海外とつながる国際交流について説明し、さらに、おすすめの海外へいく国際交流プログラムを紹介していきます。
国際交流はグローバル社会で必要なコミュニケーションです。
国際交流とは何か
日本では、外国人との交流を総称して、国際交流と呼んでいることが多いですが、
異なる文化を互いに理解し、尊重することで、平和な共生社会を築くための活動です。
国際交流が重要になってくる背景
社会貢献における世界の共通認識であるSDGs(持続可能な開発目標)を知ろうで詳しく書いていますが、グローバル化に伴い、国際社会全体の平和と安定、発展のために、開発途上国・地域の人々を支援することが求められてきています。
また、日本にいても、海外から日本に観光や留学、就職で来る外国人が増えているので、国際化を実感している方も多いと思います。こちらに関しては、急スピードで増加する訪日外国人・在留外国人(2016年6月末 法務省)も参考にしてください。
世界中のすべての人々がより良く生きられる未来を目指し、人類共通の課題に取り組むことが今、求められています。
このような共生社会を築き上げていくためには、国際交流が草の根活動としてとても大事になっています。
国際交流はどこが主催してるのか、どう参加するのか
国際交流は多くの機関や団体が主催しています。
- 大学などの教育機関が主催するもの
- 各地方自治体や官公庁が主催し、独立行政法人が行っているもの
- NGO/NPOが行っているもの
- 民間企業が提供するもの
- プライベートなコミュニティが行っているもの
など多岐にわたっています。
国内での外国人との交流を促すことを目的に行われているものが多いです。
ここでは、 主に海外に行く派遣もしくは参加というかたちの
国際交流事業を紹介していきます。
大学などの教育機関が提供している国際交流プログラム
留学と国際交流は、国際交流センターなどで一挙に扱われている大学が多いです。
あなたが大学生であれば、大学の掲示板をチェックすることも大切です。
各大学が海外の教育・研究機関との人材交流、研究交流を発展させるために、
世界各国の大学等と学術交流などの交流に特に力を入れる大学では
海外派遣型の国際交流プログラムを提供しています。
大学の国際交流センターや国際課では学内外の国際交流プログラムの情報を
掲示しているので、確認してみましょう。
国際交流センターには、海外インターンや海外ボランティアの情報も集まってきています。
こちらの記事も参考にしてください。
海外ボランティアに参加して、自分の世界を広げよう
国や各地方自治体が主催する国際交流プログラム
大学のプログラムではなく多くの人に開かれた国や自治体が主催の国際交流があります。ぜひチェックして、有効活用していきましょう。
国が提供する国際交流プログラム
国が行っている事業は毎年行われているためおすすめである。
国が実施している国際交流の海外派遣事業としては、内閣府が主催する青年国際交流事業や、外務省が主催するJenesys事業があります。
ここでは、毎年実施されていて長い歴史がある内閣府の青年国際交流事業についてご紹介していきます。
内閣府青年国際事業
外国人青年との交流がメインのプログラムが6つあります。
事業名 | 事業概要 |
国際青年育成交流事業 | 航空機による拠点滞在型で共同体験交流を中心とした密度の濃い国際交流活動 |
日本・中国青年親善交流事業 | 日中平和友好条約の締結を記念した、日本と中国両国政府の共同事業 |
日本・韓国青年親善交流事業 | 日韓共同声明及び日韓国交正常化20周年を踏まえた、日本と韓国両国政府の共同事業 |
「東南アジア青年の船」事業 | 日本とASEAN(東南アジア諸国連合)加盟国の共同声明に基づいて始められた共同事業 |
「世界青年の船」事業 | 国際社会や地域社会において活躍し得る人材(グローバルリーダー)の育成を目的とした事業 |
「地域コアリーダープログラム」 | 高齢者・障害者・青少年の3分野に係る社会活動の中心的担い手となる青年リーダー育成を目的とした事業 |
海外に航空機で派遣され、現地の青年や多くの人と交流を深めるプログラム。
東南アジアや、太平洋を目指し、船で移動しながら船内での活動を通して、国際交流をするプログラム。
社会活動に従事する青年リーダーたちの交流に特化したプログラム。
募集型になっていますが、選考があります。
国の事業なので参加にかかる費用に補助が出ます。
詳しくは、こちら2018年度募集についてまとめました。
U30必見!内閣府の国際交流事業に参加して、日本代表になろう 2018年最新版
地方自治体が提供する国際交流プログラム
また、地方自治体だと、自治体が各自やっている姉妹都市プログラムがあります。
留学や国際交流のイベントなど、在住者向けのプログラムがある場合があるので
自身の所属する各地方自治体の情報を調べてみましょう。
一般財団法人自治体国際化協会のデータを見てみると
都道府県・市町村間での海外の自治体連携数を合計すると1700を超えています。
内閣府のページにまとまっている自分の町の国際交流
こちらもみてみましょう。奨学金や、派遣事業についての情報が多数あります。
何かしらのチャンスはあると思います!!!
まとめ
この記事では、海外とつながる国際交流について説明し、国際交流で海外に行く方法を紹介しました。
国際交流とは、異なる文化を互いに理解し、尊重することで、平和な共生社会を築くための活動です。
大学や、国、地方自治体が、募集している国際交流事業を見つけて、応募してみてはいかがでしょうか。
特に、内閣府の国際交流事業はオススメです!
是非、海外にいける国際交流に参加してみてください。
海外に興味がある方にはこちらもオススメ