英語の試験って何が、どのように違うの?
日本での英語の資格試験といえば、英検、TOEIC、TOEFL、IELTSが有名なところです。
他にも様々な英語の試験がありますが、今回は、この4つの試験について紹介します。
4大英語試験(英検、TOEIC、TOEFL、IELTS)のレベルを比較してみよう
4大英語試験(英検、TOEIC、TOEFL、IELTS)を知ろう
目的によって、どのテストを選ぶかを決めます。
日本での英語レベルの証明であれば、英検とTOEICです。
特にビジネスでは、TOEICが日本では重要視されています。
海外への大学進学、海外移住の際は、IELTSとTOEFLです。
英検
英検は社会で通用する英語、実用英語をはかる検定試験(資格試験)です。
英語の4技能のバランスを重視し、時代の動きに合わせて厳選された質の高い問題を出題しています。また、学習段階に応じて、日常会話から教養を深める社会的な題材まで幅広い話題を対象とし、試験としてだけでなく受験者が親しみを持ちながら知識を深められるよう工夫されています。
小学生から大人まで幅広い層に受験されているテストです。
TOEIC
Test of English for International Communicationの略です。
身近な内容からビジネスまで幅広くどれだけ英語でコミュニケーションできるかということを評価するテストです。
和文英訳、英文和訳といった設問はなく、「要点がわかる」「推測できる」といった能力に加え
言語運用能力の基礎をなす文法、語彙、音声識別能力などをより幅広く測定します。
日本では、TOEICがビジネスの世界では英語力の指標となっています。企業によってはTOEICのスコアに応じてボーナスを支給したり、公用語促進の目安として活用しています。
TOEFL IBT
Test of English as a Foreign Languageの略です。
大学レベルの英語を使用および理解する能力を測定するテストです。
reading、listening、speaking、writingの各スキルを組み合わせて、
さらに、学術的な課題を遂行する能力も評価しているのが特徴です。
大学院進学での英語力の証明スコアとして使われています。
IELTS
International English Language Testing System の略です。
海外留学や研修のために英語力を証明する必要のある方、イギリス、オーストラリア、カナダなどへ海外移住申請される方に最適なテストです。
イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドのほぼすべての高等教育機関で認められており、アメリカでも、アイビー・リーグを含む3,000以上の教育機関で採用されています。
大学院進学での英語力の証明スコアとして使われています。
英検、TOEIC、TOEFL、IELTSの点数換算
調べていると色々なサイトが比較していますが、一番、納得できた英語4技能試験情報サイトを参考に、英検、TOEIC、TOEFL、IELTSを比較すると
以下のような点数の相関になります。
英検 | TOEIC L&R TOEIC S&W |
TOEFL iBT |
IELTS |
8.5〜9.0 | |||
1級 (2630~3400) |
1305-1390 L&R 945~ S&W 360~ |
95〜120 | 7.0〜8.0 |
準1級 (2304~3000) |
1095-1300 L&R 785~ S&W 310~ |
72〜94 | 5.5〜6.5 |
2級 (1980~2600) |
790-1090 L&R 550~ S&W 240~ |
42〜71 | 4.0〜5.0 |
準2級 (1728~2400) |
385-785 L&R 225~ S&W 160~ |
3 | |
3級-5級 (419-2200) |
200-380 L&R 120~ S&W 80~ |
2 |
まとめ
英検、TOEIC、TOEFL、IELTSを紹介しました。
小学生の頃から馴染みがある英検、身近な内容からビジネスまで広く英語での思考を
求められるTOEICは日本での英語の証明に使われることが多いです。
TOEFLとIELTSは、大学院進学の際に必要になるものです。
目的に合わせて、英語試験を受けてみましょう。
とりあえず英語を鍛えておきたい!そんな方はTOEICから
はじめることをおすすめします。
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