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未来の世界予測:2018年度版先進テクノロジーのハイプサイクル

テクノロジーが未来をつくる。メディア論をちょっとかじった私としては、とても興味深いことです。

グーテンベルグの活版印刷、インターネットによる情報革命、これからはどう変化していくのか。

それを示唆してくれるのが、ガートナーの先進テクノロジーのハイプ・サイクルです。

 

未来の世界予測:2018年度版先進テクノロジーのハイプサイクル

 

ガートナー、先進テクノロジーのハイプサイクル2018年版を発表、AIの民主化が進む

という記事で2018年のガートナーのハイプサイクルが紹介されていたので、見ていきます。

 

記事の元情報は、ガートナーのこのページ(英語)

5 Trends Emerge in the Gartner Hype Cycle for Emerging Technologies, 2018

 

日本語の記事より、原文を読んだほうがわかりやすいところもあったり、わかりにくいとこもあります(笑)

 

ハイプサイクルとは、

テクノロジー普及のプロセスを、

①黎明期、

②過剰な期待のピーク期、

③幻滅期、

④啓蒙活動期、

⑤生産性の安定期

 

 の5段階に分け、それぞれのテクノロジーをグラフにしたもの。 

毎年出ているテクノロジーの期待と衰退がわかると有名なグラフ。

 

 

5つの先進技術トレンド

 

ガートナーでは、5つの先進技術トレンドに分類している。 

 

 Democratized AI(AIの大衆化) 

 Digitalized ecosystems(エコシステムのデジタル化) 

 Do-it-yourself biohacking(自前のバイオハッキング) 

 Transparently immersive experiences(透過的没入型エクスペリエンス) 

 Ubiquitous infrastructure(ユビキタスインフラ)

 

英語から日本語にするの難しいですね。

 

原文を読んでメモ

自分なりに5つの領域を原文をみてまとめなおすと、

 

①AIの大衆化

考える機能として、AIが大衆化して使い始められ、自動運転なども段階を踏んで進化していく。

 

②デジタル化するエコシステム

ブロックチェーンはセキュリティや信用を中央集権の世の中でかえるゲームチェンジャーになりうるし、

IoTの発展で、工場や製造現場といった物理世界の現実の出来事と同じものをデジタル上にリアルタイムに表現しようという

考え方デジタルツインが進む。

 

③人間の拡張

マクルーハンみたいな話。バイオテックやAR、MRで人間の拡張が起こっていくが、倫理がとわれる。

 

④浸透没入型体験

人やビジネス、モノの間に、自然な形でテクノロジーが溶け込んでいく体験。

スマートワークプレイスの中に見られるテクノロジーで、電子ホワイトボードによるミーティングの効率化や、

労働者のデータ計測による全体業務の改善を行っていくなかにみられる。

コネクティドホーム(日本だとスマートホーム)で日々の生活にテクノロジーが溶け込んでいく。

データによって人から学んで、ホームやワークプレイスにかえっていく。

 

⑤ユビキタス・インフラ

5Gは、通信速度を4Gの100倍になるので、映像やAR,VRなどの読み込み時間が変わる。

量子コンピュータは、指数関数的な処理速度で、最適化、機械学習、暗号化、解析、画像解析に大きな影響を与える。

ニューロモーフィックハードウェア処理速度が爆発的にあがる。

 

 

わかったようなわからないような、

まだ、全然わかっていないです 笑

 

毎年新しいキーワードが出てくるので面白いですな。

どれくらいテクノロジーを理解しているのか。

わからないものは調べてみましょう。

 

テクノロジーから、未来を予測しよう