今年の漢字は「北」だけど、過去「金」が何回あったか覚えている?

今年の漢字

「今年の漢字」を23年分振り返ったらわかりやすかった

 

2017年の世相を表す「今年の漢字」

今年2017年の世相を表す漢字は、

「北」

と「漢字の日」にあたる12月12日、京都・清水寺で発表された。ちなみに漢字の日の理由は、「 いい字一字」が「1(いい)2(じ)1(いち)2(じ)」の語呂合わせになることからきている。ポッキーの日から1月と1日経った頃に、毎年今年の漢字が発表されているということになる。毎年、お寺で、住職が大きな紙に豪快に文字を書くシーンはテレビで取り上げられているので有名だろう。

 

今年の漢字に北が選ばれた理由

ハフィントンポストの記事によれば

1位の「北」には7104票が集まった。北朝鮮のミサイル発射や核実験の強行、九州北部豪雨、北海道産のじゃがいもの不作、北海道日本ハムの大谷翔平選手や清宮幸太郎選手、競馬キタサンブラックなどが選ばれた理由として挙げられた。

北と聞いてイメージしたのは、北朝鮮が圧倒的だったので納得だ。

また、今年の漢字のトップ10は、

1位「北」、2位「政」、3位「不」、4位「核」、5位「新」、6位「選」、7位「乱」、8位「変」、9位「倫」、10位「暴」

となって、あまり前向きなものを持つ漢字は見当たらない。

 

感じだけに、毎年こんな感じなのかどうかが、気になったので過去の感じを見てみよう

 

歴代の「今年の漢字」を振り返ってみる

漢字能力検定協会が、「今年の漢字」の選定は、1995年から実施しているので今年で23回目と歴史がある。1年ずつみていくとと面白い。

2017年から過去に遡って並べてみると下記のようになる。

 

北 金 安 税 輪 金 絆 暑 新 変 擬 命 愛 災 虎 帰 戦 金 末 毒 倒 食 震

 

年代ごとに見てみると

北 金 安 税 輪 金 絆 暑 (2010年以降)

新 変 擬 命 愛 災 虎 帰 戦 金 (2000年以降)

末 毒 倒 食 震 (1995年以降)

 

パッと見た漢字でも、震えたり、倒れたり、毒だったり、末だったり、戦ったり、災いだったり、疑ったり、暑い、税ポジティブな漢字よりもネガティブな意味の漢字が2010年以前は多い気がする。

 

気になったところ:

・全体を通してなんども選ばれたのは「金」のみで23回の中で3回(2000年、2012年と2016年)オリンピックイヤーに選ばれている点はびっくりした。

・どの年も世相を表しており、例えば震災が起こった1995年は「震」、2011年は「絆」、2001年には米国同時多発テロ事件で世界情勢が一変させたことから、「戦」、2003年は阪神タイガースの18年ぶりのリーグ優勝で「虎」が選ばれていることは記憶に新しい。

 

歴代の「今年の漢字」一覧

数多いのでたいへんだけど、興味ある方は読んでください。

 

2017年 北(ベイ・ホク/きた)

北朝鮮のミサイル発射や核実験の強行、九州北部豪雨、北海道産のじゃがいもの不作、北海道日本ハムの大谷翔平選手や清宮幸太郎選手、競馬キタサンブラックなどが選ばれた理由として挙げられた。

2016年 金 (キン・コン/かね・かな・こがね)

リオ五輪に沸き、東京五輪に希望を託した「金」(キン)と、政治と「金」(カネ)問題に揺れた年。スポーツ界に新たな金字塔、マイナス金利初導入、シンガーソングライターの金色衣装などにも注目が集まった。

2015年 安 (アン/やすい・やすんじる・いずくんぞ)

「安」全保障関連法案の審議で、与野党が対立。採決に国民の関心が高まった年。世界で頻発するテロ事件や異常気象など、人々を不「安」にさせた年。建築偽装問題やメーカーの不正が発覚し、暮らしの「安」全が揺らいだ。“「安」心して下さい”のフレーズが流行するなど、人々が「安」心を求めた年。

2014年 税 (ゼイ・セイ/みつぎ)

消費「税」率が17年ぶりに引き上げられ「税」について考えさせられた年。「税」に関わる話題が政財界で多く取り沙汰された1年。

2013年 輪 (リン/わ)

日本中が「輪」になって歓喜にわいた年。人とのつながりの「輪」を感じた1年。未来に向けた更なる「輪」を実感、注目。

2012年 金 (キン・コン/かね・かな)

「金」に関する天文現象の当たり年。数多くの「金」字塔が打ち立てられた1年。「金(かね)」をめぐる問題が表面化。

2011年 絆 (ハン・バン/きずな・ほだす)

東日本大震災をはじめとした大規模災害により身近でかけがえのない人との絆をあらためて知る。なでしこジャパンのチームの絆にも感動。

2010年 暑 (ショ/あつい)

夏の全国の平均気温が観測史上最高を記録して、熱中症にかかる人が続出。また、チリ鉱山事故で暑い地中から作業員全員が無事に生還。

2009年 新 (シン/あたらしい・あらた・にい・さら)

さまざまな「新しいこと」に期待し、恐怖を感じ、希望を抱いた一年。世の中が新たな一歩を踏み出した今、新しい時代に期待したい。

2008年 変 (ヘン/かわる・かえる)

日米の政界に起こった変化や世界的な金融情勢の変動、食の安全性に対する意識の変化、物価の上昇による生活の変化、世界的規模の気候異変など様々な変化を感じた年。

2007年 偽 (ギ/いつわる・にせ)

身近な食品から政界、スポーツ選手にまで、次々と「偽」が発覚して、何を信じたら良いのか、わからなくなった一年。

2006年 命 (メイ・ミョウ/いのち)

悠仁様のご誕生に日本中が祝福ムードに包まれた一方、いじめによる子どもの自殺、虐待、飲酒運転事故など、痛ましい事件が多発。ひとつしかない命の重み、大切さを痛感した年。

2005年 愛 (アイ)

紀宮様のご成婚、「愛・地球博」の開催、各界で「アイちゃん」の愛称の女性が大活躍。残忍な少年犯罪など愛の足りない事件が多発したこと。「愛」の必要性と「愛」欠乏を実感した年。

2004年 災 (サイ/わざわい)

台風、地震、豪雨、猛暑などの相次ぐ天災。イラクでの人質殺害や子供の殺人事件、美浜原発の蒸気噴出事故、目を覆うような人災が多発。「災い転じて福となす」との思いも込めて。

2003年 虎 (コ/とら)

阪神タイガースの18年ぶりのリーグ優勝、衆議院選挙へのマニフェスト初導入で政治家たちが声高に吠(ほ)えたこと、「虎の尾をふむ」ようなイラク派遣問題など。

2002年 帰 (キ/かえる・かえす)

北朝鮮に拉致(らち)された方の帰国、日本経済がバブル以前の水準に戻ったこと、昔の歌や童謡のリバイバル大ヒットなど「原点回帰」の年。

2001年 戦 (セン/いくさ・たたかう)

米国同時多発テロ事件で世界情勢が一変して、対テロ戦争、炭そ菌との戦い、世界的な不況との戦いなど。

2000年 金 (キン・コン/かね・かな)

シドニーオリンピックでの金メダル。南北朝鮮統一に向けた”金・金”首脳会談の実現。
新500円硬貨、二千円札の登場など。

1999年 末 (マツ/すえ)

世紀末、1000年代の末。東海村の臨界事故や警察の不祥事など信じられない事件が続出して、「世も末」と実感。来年には「末広がり」を期待。

1998年 毒 (どく)

和歌山のカレー毒物混入事件や、ダイオキシンや環境ホルモンなどが社会問題に。

1997年 倒 トウ/たおれる)

山一證券など大型倒産の続出や、サッカー日本代表が並みいる強豪を倒してワールドカップ初出場決定。

1996年 食 (ショク/たべる)

O-157食中毒事件や狂牛病の発生、税金と福祉を「食いもの」にした汚職事件の多発。

1995年 震 (シン/ふるう・ふるえる)

阪神・淡路大震災や、オウム真理教事件、金融機関などの崩壊に”震えた”年。

 

まとめ

今年の漢字は、「北」。北朝鮮のミサイル発射やアメリカのトランプ大統領との外交などで注目を集めたのでわかりやすい。また23回の歴史がある今年の漢字は今振り返ってもシンプルに分かりやすい。オリンピックイヤーで3回は金になっていたので今後も同じ漢字が出てくることになる気がする。一般投票の良さでもあるけれども。自分の一年を漢字一言で表す訓練とかやってみたらまとめる力がつくかもしれないですね。

あなたにオススメの記事