転職で役立つ!経営に近い企画・管理の会社での役割を知ろう

転職で役立つ!経営に近い企画・管理の会社での役割を知ろう

世の中の仕事をウォッチしているMushimeganeです。

転職して違う職種に挑戦!そんなことを考えている人は多いのではないでしょうか?でも、企画・管理部門の人が転職する時に、同じ職種であればスムーズに進むと思うが、新たな職種への挑戦となると準備が必要ですね。

経営に近い仕事であり、会社における企画、管理の仕事内容について調べていきたいと思います。私自身も知らないことだらけです。。

DODA職種図鑑に面白い情報がまとまっていたのでそちらをまとめます。DODAは仕事に関するいろいろな情報が本当に整理されていておススメです。

企画・管理の14の仕事

DODA図鑑より、情報をまとめました。実はよくわらならい仕事ばかりでした。平均年収も書きましたがあくまで目安ですね。

商品企画/サービス企画とはどんな仕事?

平均年収:500.3万円

商品やサービスの企画には、新商品開発と既存商品のリニューアルの両方があります。商品のライフサイクルが短くなっているため、次々と新商品を生み出す必要があるのが課題です。ユーザーのニーズが多様化していることを背景に、「20代女性」「30代ビジネスパーソン」といった大まかなターゲティングでは成果が出づらくなってきており、きめ細かいマーケティングが必要です。Webで知った商品をリアルで購入するといったオムニチャネル化も進行しているため、ユーザーの利用履歴や購入行動を分析するWebマーケティングの知識も不可欠です。

リサーチ/市場調査とはどんな仕事?

平均年収:486.4万円

商品やサービス、企業イメージなどについての実態や意向を調査・分析するのが、リサーチ/市場調査の仕事です。調査方法には、数値化したデータの分析をする「定量調査」と、インタビューなどの方法を通して数値化できない意見を集めて分析する「定性調査」があります。活躍の場としては、企業内のリサーチ部門やリサーチ専門の会社が挙げられます。現在ではデジタルマーケティングが主流となっていることを背景に、ビッグデータの解析ツールやデータマイニングのスキルが求められます。

広告宣伝とはどんな仕事?

平均年収:498.1万円

商品やサービス、企業そのものの情報を社外に発信します。「広報/PR/IR」は、発信した情報がメディアに取り上げられることをコントロールできないのに対し、広告宣伝は広告費を投じて出稿する点が大きな違いです。出稿先は4大マスメディアはもちろん、現在ではWebでの宣伝も欠かせなくなりました。それ以外にも、交通広告からサンプル商品の配布、イベント、フリーペーパーなど、ユーザーの目に止まるものはすべて広告宣伝の対象で、これらを組み合わせて最大限の効果を狙います。広告宣伝の目的は、認知拡大、購入促進、リピート率増加などキャンペーンごとに設定されます。かけた出稿費に見合う効果が得られているのかという費用対効果の意識を持つことが必要です。

営業企画とはどんな仕事?

平均年収:532.8万円

営業部門が目標達成をするための戦略や目標を立て、その達成をバックアップします。そのため、業務内容は多岐にわたり、具体的な業務としては、営業戦略立案、目標設定、営業戦術の策定、営業実績の把握と対策、販促ツールの制作、営業コンテストの実施、インセンティブの設定、競合の情報収集、提案資料作成などです。目標達成のため、営業一人ひとりのモチベーションを上げるとともに、売れる環境を作ることも求められます。そのため、営業職としての経験が必須であり、自らの経験を役立てられる職種です。

広報/PR/IRとはどんな仕事?

平均年収:490.9万円

広報/PR/IRは、自社の商品やサービス、経営に関する情報を発信する仕事。発信先はコンシューマーだけでなく、マスコミ、株主、投資家、さらに取引先、地域社会、従業員など、社外・社内を問わず多岐にわたります。「広告宣伝」が宣伝費を投じて広告として情報発信するのに対して、広報/PR/IRは自社の情報を無償で提供します。コンプライアンス、アカウンタビリティ、セキュリティ対策など、企業活動への世の中の見方が変化していることから、自社にプラスになることだけでなく、ネガティブな情報も適正に発信することが求められています。自社や自社商品、サービスへの深い理解に加えて、正確な情報を伝えることや、情報の受け手が抱く感情を踏まえた誠実なコミュニケーション力が必要です。

購買/資材調達とはどんな仕事?

平均年収:507.5万円

購買/資材調達は、企業活動に必要な資材から社内の備品まで、大小さまざまなものを会社に仕入れている仕事です。文房具をはじめとした日常的な備品や消耗品の調達は、総務部門が担当するケースが一般的です。一方、メーカーなでは、商品生産に必要な素材や材料などを手に入れる必要があることから、製造部門で調達を担当していることが多いです。企業は営業部門の売り上げを伸ばすことと、購買・資材のコストダウンという2つの方法で利益を確保しているため、この部門の担当者は重責を担っています

物流/倉庫/在庫管理とはどんな仕事?

平均年収:439.7万円

物流/倉庫管理/在庫管理は、原材料や資材、部品、中間製品など商品の製造段階でのモノの流れと、完成品を卸や小売店、エンドユーザーに届けるためのモノの流れの両方に関わる仕事です。配送時間を日に何度も設定することで実現しているコンビニエンスストアでの多種多様な製品のラインナップや、配送スピードに頼ったネット通販の即日発送、そして大量買い付けによる小売店の安価な商品提供は、これらの仕事によって作られるインフラによって実現しています。物流/倉庫管理/在庫管理はリアル・ネットを問わず、メーカや流通、販売の要となっています。

貿易/国際業務とはどんな仕事?

平均年収:445.6万円

輸出入をする際に必要な手続きをするのが仕事です。仕事内容は「輸出業務」と「輸入業務」の二つに大きく分けられます。「輸出業務」としては、輸出通関手配、通関書類作成、運送便の手配があり、「輸入業務」としては、輸入通関手配、関税・消費税納付、商品納入管理があります。主な活躍の場は、商社、メーカー、船舶会社、海運貨物取扱業者などです。業務上のコミュニケーションは英語のため、手続きの書類作成やメールでの読み書きが堪能であることが求められます。

経営企画/事業企画とはどんな仕事?

平均年収:615.5万円

経営企画/事業企画は、経営層の方針を実務に落とし込む仕事。経営方針や戦略を基に、具体的な予算や目標値、実現の方策やプロセス、マイルストーンを設定して、担当部署に実行させる役割を担います。そして予算と実績の進捗を追い、目標や施策を適宜チューニングしていきます。日本の市場全体が縮小傾向にあり、企業は海外進出や新規事業立ち上げなど、新しい収益源の確保を模索しています。そのような中で、経営企画/事業企画の役割の重要性は増しており、より現場に近い場所で、迅速な経営判断をしようと、事業部門ごとに経営企画/事業企画を設ける企業も出てきています。

経理/財務/税務/会計とはどんな仕事?

平均年収:516.8万円

どれも、会社における”お金”に関わる仕事です。経理は、決算業務をメインに入出金管理など会社のキャッシュフロー関する業務を幅広く担当しています。財務は、会社が事業を行うために必要な資金の調達や資産運用、予算管理が仕事です。税務担当者は、法人税、所得税、消費税など税に関する業務を担っています。会計は、企業の経済活動を記録するとともに、ステークホルダーに財政状況を報告することが仕事です。いずれかの職種で専門性を極めたり、これら複数の職種を経験して業務の幅を広げたりと、いろいろなキャリアパスの可能性があります。

総務とはどんな仕事?

平均年収:465.6万円

総務は、企業活動および社員の就労環境を物心両面から支えます。具体的には、オフィスや什器、調度の手配、社内規則整備、社内文書管理、株式関係業務、福利厚生制度の整備、職場環境整備、業務改善の推進、社内プロジェクト推進などです。企業によっては株主対応をすることもあります。最近では、コンプライアンス体制の構築に向けたマニュアル整備や、マイナンバー導入に際しての個人情報漏えい防止策の制定などが、企業経営の根幹に関わる業務として話題です。また、メンタルを含めた社員の健康管理や健康診断データの管理も重要になっています。

人事とはどんな仕事?

平均年収:508.0万円

人事の仕事は、人材の採用、配置、教育、評価設計、給与や社会保険の労務業務など、企業の人材にまつわる幅広い領域にわたります。業界再編によるM&Aやグローバル化に伴う海外進出など、企業が積極的な事業展開をする中、人事の役割はより高度化・複雑化しています。そのため、例えば採用や教育は人材サービス会社、評価制度や人事制度の見直しはコンサルティングファーム、給与や福利厚生はアウトソーシングなど、社外の専門サービスを活用する企業も増加。働く人たちの就労スタイルが多様化するとともに、転職の増加やワーク・ライフ・バランスの重視など働くことに対する価値観が変化しており、人事には、部門や雇用形態を問わず、社員が最大限に能力を活かせるような仕組みと環境を整えることが求められます。

法務/知的財産/特許とはどんな仕事?

平均年収:613.8万円

会社やその事業に関わる法的手続きを担当しています。法務は通常業務で発生する契約書チェックや取引に関する法務相談を通じて、適法な企業活動を担保します。また、新規事業、M&A、海外進出など、積極的な事業展開にも法務の観点が欠かせません。新たな事業領域や相手国の法律に則ってビジネス展開をするにはどんな方策があるのか、事業企画や経営企画と検討することもあります。知的財産/特許は、国内外からの知的財産侵害を防ぎ、自社が他社を侵すこともないよう、製品、ビジネスモデル、技術、アイデア、ブランド、クリエイティブなどの資産価値を守っています。

内部監査とはどんな仕事?

平均年収:643.9万円

内部監査は、社内の他部署から独立した立場で、経営や業務に不正や誤りがないかをチェックします。具体的には、経理部門を対象にした「会計監査」や、取締役の職務執行に不正がなく、法令・定款などを遵守して行われているかどうかを調べる「適法性監査」をしています。また、現在ではITが経営戦略上、重要なツールになったことから、IT監査の重要性も高まっています。内部監査担当者には、経理/会計や業務システムの仕組みはもちろんのこと、各部門の業務内容についての深い理解が求められます。

まとめ

同じ社内でも、職種によって仕事内容が全然違いますね。会社が大きければ大きいほど、企画部門や、管理部門が何をやっているのか見えづらいかもしれませんね。マーケティングと経営を支える企画・管理部門について、でした。

世の中には、いろいろな仕事があります、転職を考える前にもまずは、知ることから始めてみましょう。

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