転職で役立つ!実は知らないIT・通信系エンジニアの12の役割を知ろう

転職で役立つ!実は知らないIT・通信系エンジニアの12の役割を知ろう

世の中の仕事をウォッチしているMushimeganeです。

転職して違う職種に挑戦!そんなことを考えている人は多いのではないでしょうか?IT・通信系のエンジニアになることを考えている方も多いのではないでしょうか。未経験からエンジニア!という友人も多くいます。

また、IT・通信系のエンジニアと一緒に仕事する人も多いと思います。一言にエンジニアと言っても多種多様です。GoogleやYahoo!、LINE、楽天などの情報インターネットの会社や、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクなどの通信の会社の技術職が当てはまります。

ITコンサルタント、Webエンジニア、アプリエンジニア、サーバーエンジニア、ネットワーク・セキュリティエンジニア、研究開発、品質管理などいろいろな仕事があります。

DODA職種図鑑に面白い情報がまとまっていたのでそちらをまとめます。DODAは仕事に関するいろいろな情報が本当に整理されていておススメです。

IT・通信系エンジニアの12の役割

DODA図鑑より、情報をまとめました。ITに身を置いている非エンジニアの私自身、実はよくわらならい仕事内容もありました。

平均年収も書きましたがあくまで目安ですね。

ITコンサルタント(アプリ)とはどんな仕事?

平均年収:637.5万円

総合コンサルティングファームやITに特化したコンサルティングファーム、SIerなどで、ITシステムの導入、開発、リニューアルに関するコンサルティングをします。中でもエンドユーザーとの接点となるアプリケーションが担当領域です。クライアントの抱える事業課題を解消して利益をもたらすためには、どんなシステムが必要かをヒアリングして構想し、要件やスケジュール、コストを提案します。システムを構築するために必要なインフラや環境の提案も含まれます。システム開発にあたっては、ITコンサルタント(インフラ担当)との連携が不可欠となっています。

ITコンサルタント(インフラ)とはどんな仕事?

平均年収:615.5万円

総合コンサルティングファーム、IT特化型コンサルティングファーム、SIerなどでITシステムの導入、開発、リニューアルに関するコンサルティングを行っています。その中でも、ネットワーク、サーバー、データベースなどシステムを構築するインフラが担当領域で、業務ではITコンサルタント(アプリ)との協力が不可欠です。また、アプリケーションを開発・運用するために、クライアントが使用している既存のITインフラを大幅に見直すこともあります。特に、ITシステムで扱うデータがかつてないほど大容量化していることを背景に、サーバーを仮想化するケースも増えています。そのため、データベースやネットワークのあり方、セキュリティレベルの設定など提案の要素は多岐にわたります。

プリセールスとはどんな仕事?

平均年収:636.4万円

ITエンジニアのキャリアパスの1つです。ITシステム開発経験の豊富なエンジニアが、そのキャリアをバックボーンとして営業部門で活躍します。クライアントを担当する社内の営業担当者に同行して、自社が提案するシステムやパッケージ製品についての説明をします。商材であるシステムそのものだけではなく、開発工程や導入プロセスについても、システム開発の経験を活かして論理的かつ明快に説明をする必要があります。クライアントの疑問や要求に対してエンジニアの知見を裏付けとして回答し、最適な施策を提案することで、商談を成功に導くのが役割です。

Webエンジニアとはどんな仕事?

平均年収:430.9万円

ITシステムの中でもWebの知識・スキルを持つエンジニアです。汎用機をメインとしていた従来のITシステムに比べると、Webシステムやサービスは規模も予算もコンパクトな特徴があります小規模です。プロジェクトのスタートから完成ローンチまでが非常に短期間で、いくつものプロジェクトを並行して進めることも多くあります。また、システムの企画から、設計、サーバ選定、デザイン、コーディング、テスト、SEO対策、サイト誘導、Webマーケティングなどの領域を幅広く理解する必要があり、中にはすべてを一人で担っているエンジニアもいます。事業会社の商材や社内システムがWeb化しているという大きな流れの中で活躍している職種です。

アプリケーションエンジニアとはどんな仕事?

平均年収:456.6万円

大規模なITシステムに含まれるアプリケーションを作るエンジニアです。分野は幅広く、ITソフトのパッケージ製品や企業内の業務システムを開発することもあれば、銀行ATMや鉄道の自動改札機などの社会的なインフラに関わることもあります。開発プロジェクトは大規模で、サーバやネットワーク構築、運用フロー設計などに役割分担がされています。その中で、システム内のアプリケーションを担当しているのがこの職種です。SEやプログラマから、プロジェクトを束ねるプロジェクトマネジャー、プロジェクトリーダーまで、プロジェクトにおけるポジションを割り振られます。企業規模や業種を問わずIT投資は盛んなため、長期的にニーズが衰えることはないでしょう。

サーバーエンジニアとはどんな仕事?

平均年収:479.5万円

ITのインフラの中でサーバーの構築と運営・保守に特化しているのがサーバーエンジニアです。デバイスの多様化やアクセス速度を上げる必要性、セキュリティ強化、情報の大量化という課題に、サーバーの新設とサーバーの入れ替えを通して取り組むことで、ITシステムのインフラを支えています。「構築」としては、サーバーの選定、設計、OSのインストールなどをしています。法人も個人もデータをクラウド上で管理するケースが増えていることを背景に、クラウド構築ができるエンジニアへのニーズが高まっています。「運営・保守」は、障害が起きた時にスピーディーな復旧をするなど、安定してサーバーを利用するための仕事です。活躍の場はITサービスの事業会社やソフトウェアメーカー、コンサルティングファームなどで、顧客先に常駐することが多い職種です。

ネットワークエンジニアとはどんな仕事?

平均年収:458.6万円

サーバーエンジニアによって構築されたサーバーを土台に、ネットワークを構築する仕事です。活躍の場はコンサルティングファームや、ITサービスを提供している会社。サーバーと端末や、サーバー同士をつなぎ、ネットワークの構築・運用・保守をしているのがネットワークエンジニアです。企業活動では商品もサービスも社内システムもWeb化が進み、個人でもネットでつながることを前提に生活しているのが現状です。ネットワークが快適であることは、今や社会インフラとして不可欠になりました。そのため、ネットワークに障害が発生した場合には多大な影響を与えかねません。保守の徹底はもちろん、トラブル発生時には迅速な対応が求められています。

データベース/セキュリティエンジニアとはどんな仕事?

平均年収:491.9万円

膨大なデジタルデータに意味を持たせてデータベース化するのが、「データベースエンジニア」の仕事です。ビジネスで扱うデータは従来とは比較にならないほど大容量化しています。それを受けて仮想化されるケースも増えてきたため、セキュリティ面のリスクも拡大する危険性が高まりました。また、データベース化であらゆるデータがつながっているため、個人情報の保護も課題です。「セキュリティエンジニア」はそういった課題を受け、個人情報以外のデータも含めてサイバー攻撃や機密漏えいの防止に取り組んでいます。IT化、Web化、クラウド化の実現には欠かせない存在です。

テクニカルサポート/ヘルプデスクとはどんな仕事?

平均年収:387.3万円

自社製品を使用している企業や個人からの質問に回答したり、製品トラブルが発生した際の対応をします。ソフトの使い方からPC管理、システム全体の障害対応まで、企業によって扱うものはさまざまです。法人向けであれば顧客先に常駐することが多く、個人向けであればコールセンターで対応することもあり、海外にコールセンターを配置している企業もあります。1人の人が両方の業務を担当していることもあれば、ユーザー向けに日常的なトラブル対応をするのがヘルプデスク、そこで解決できない問題をベンダーと協力して対応するのがテクニカルサポートと、役割を分担している企業もあります。どちらも製品に関する理解と技術力、問題をヒアリングするコミュニケーション能力が必要です。

社内SEとはどんな仕事?

平均年収:466.1万円

ITエンジニアにとって人気の職種であり、業績好調の企業がIT投資に積極的になったことを背景にニーズが高まっています。社内の経営課題や事業課題、業務上の課題を、システムの導入・改修によって解決する仕事です。解決すべき課題を見極め、目的・ニーズ・予算を設定し、外注か内製かを判断します。外注するとなった場合には、ITコンサルティングファームやSIer、ソフトウェア制作会社に依頼。外注先がプロジェクトに着手してからは、スケジュールや仕様に問題がないかの確認と進行管理をするのが仕事です。内製する場合には、社内で担当者やチームを決め、システムの開発や運用をするほか、プロジェクトマネジャー/プロジェクトリーダーとして、プロジェクトの指揮をとることもあります。

研究開発/R&D(IT/通信)とはどんな仕事?

平均年収:556.9万円

ネットワークやデジタルツールの分野で、今は世の中に存在しない新しい価値を作り出す仕事です。例えば、スマホやタブレットの高速通信を可能にする技術や、大規模データベース構築に向けた大量のデータを処理する機能などの開発があります。開発するものは、ハードウェアやソフトウェア、インターフェース、言語など実に多様です。デジタルツールは新しいモデルが出るたびに小型化・軽量化し、通信速度も上がっています。普段の生活では当然のように利用しているツールですが、その背景では、まだ見ぬ技術を生み出す研究が日夜重ねられているのです。IT/通信の領域において最新の製品や新サービスを実現するための基礎となる技術を研究しています

品質管理(IT/通信)とはどんな仕事?

平均年収:387.3万円

ITシステムやWebシステムの開発プロジェクトを品質の面、つまり仕様通りに開発されて挙動や作動にバグがないか、また仕様通りであったとしても望む成果が正しく得られているかを、厳しく検証します。プロジェクトの重要なマイルストンごとに適切なテストを繰り返して作業を進めていきます。企業がIT投資を盛んにしていることを背景に、ITシステムやWebシステムのプロジェクト数は増えているため、ニーズが高まる仕事です。

まとめ

ITエンジニアのいろいろな仕事について説明しました。クライアントワークなのか、自社サービスなのかでも違いますよね。ITエンジニアを目指すなら、どの役割を担うかまで考えていきたいですね。大企業とベンチャーでも守備範囲が違うと思います。

世の中には、いろいろな仕事があります、転職を考える前にもまずは、知ることから始めてみましょう。

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